投稿者: koji

  • 人間が最低限持っていなければならない要素(野村克也)

    まえがき

    『世の中、一人では生きていけない。社会は自分の思い通りに動いてくれない。一人で生きていけない以上、人間関係をうまくつくる円滑さや他人の痛みを知ることを早くからつけさせたい』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、野村克也『野村の流儀 人生の教えとなる257の言葉』 (ぴあ、2008年)より。格言集のような本から、格言部分をリスト化し、解説部分をまえがきとして引用しました。

    まえがきと照らし合わせると、「節度を持て」は「酒を飲みすぎるな」といった意味ではなく、人間関係を円滑に保つための心得だとわかります。人間関係をとても重視していた方だったのですね。

    どのような文脈で語っていたかは、たとえば参考文献(1)で窺えます。

      参考文献

      (1) 『野村克也監督の座右の銘「人間が最低限、持っていなければならない3つの要素」の深すぎる含蓄』 (PRESIDENT Online)

    • 営業秘密の要件

      まえがき

      不正競争防止法における営業秘密とは。

      リスト

      あとがき

      経済産業省 知的財産政策室 『営業秘密の保護・活用について』(平成29年6月)より。「営業秘密~営業秘密を守り活用する~ 」(METI/経済産業省)からリンクされています。

    • ブレインストーミングの規則

      まえがき

      『グループのブレーンストームには簡単な規則が必要だが、リーダーは出席者全員がそれを理解していることを確認しなければならない。開会に際してリーダーは問題の提示とともに次の事柄を説明すべきである。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて、A. オスボーン『創造力を生かす』 (創元社、1969年)より。この版はAmazonに登録されていないので、書誌情報は新装版のものを使っています。

      傍点を太字として引用しました。また1項目めの「押えて」を「抑えて」、3項目めの「当る」を「当たる」として引用しています。

      この本からの他のリスト

    • アイディアを出す9つの方法(オズボーン)

      まえがき

      『たくさん、たくさん、もっとたくさん! アイディアにはこれが一番確かな道だ。(略)機関銃の原理と言ってもよいだろう。打ち出される数多くのアイディアのうち、ほんとうに的を射当てるのはごくわずかだからだ。』

      リスト

      あとがき

      「オズボーンのチェックリスト」などとして知られる「発想を練り上げる合い言葉”SCAMPER”」の原典を探るべく、A. オスボーン『創造力を生かす』 (創元社、1969年)を手に取りました。リストは目次および本文からの編集・引用です。タイトルはこちらで付けました。

      この本(国立国会図書館)はAmazonのDBに載っていないので、書誌情報は2008年の新装版にリンクしています。

      この本からの他のリスト

      最初の発見は著者名。Alex Faickney Osborn が(オズボーンでなく)オスボーンと訳されています。名前の発音を教えてくれるサイトにいくつかあたってみたところ、どれも「オズボーン」。Wikipedia日本語版でも「アレックス・ファイクニー・オズボーン」となっています。検索しづらかったわけだ。

      次の発見は、オズボーンは発想の種類をリスト化していたわけではなかったこと。本書は38の細かい章立てからなっていて、第20~28章で1章につき1つのアイディアを紹介しています。まえがきは第19章からの引用。

      そして三つめの発見は、9つのそれぞれが非常に豊富な表現・事例・解釈に支えられていること。たとえば「縮小する」といってもこれだけ縮小のバリエーションがあるのか!と感じてしまうほど様々な「縮小」を著者は思いついています。そこで、本文からさまざまな動詞を拾ってリストを作ってみました。

    • WordPress: タグ同士のつながりを可視化する

      概要

      タグ同士の関連性(つながり)を定義することによって、似た投稿をたどっていけるようにする。

      設計

      第一に、あるタグと他のタグとの関連の強さは、共にタグ付けされている投稿の数として定義する。

      たとえば「コミュニケーション」タグは91の投稿にタグ付けされている。このうち、

      • 「コミュニケーション」と「会話」の両方でタグ付けされた投稿は13
      • 「コミュニケーション」と「人間関係」の両方でタグ付けされた投稿は9

      である。このとき「会話」は「人間関係」よりも「コミュニケーション」との関連性が高い(つながりが強い)。

      第二に、関連の強さが同じタグ同士は、カウント(投稿に付けられている数)が多いタグを前に表示する。

      たとえば「リーダーシップ」も「交渉」も、それぞれ5つの投稿において「コミュニケーション」と共にタグ付けされていて、「コミュニケーション」との関連性の高さは等しい。このときリーダーシップのカウントが40、交渉のカウントが30とすると、リーダーシップのほうが先に表示される。

      実装

      あるタグの関連タグを、関連性の高い順に並べる

      関連性を調べたいタグ(以下ターゲットタグ)のIDを $term_id とする。

      // 1 $post_query->posts = array{ post_id }
      $post_query = new WP_Query( [
          'post_type'      => 'post',
          'post_status'    => 'publish', 
          'category_name'  => 'list',
          'tag_id'         => $term_id,
          'posts_per_page' => -1,
          'fields'         => 'ids',
      ] );
      
      // 2 $term_query->terms = array{ term object }
      $term_query = new WP_Term_Query( [ 
          'taxonomy'               => 'post_tag',
          'object_ids'             => $post_query->posts,
          'exclude'                => $term_id,
          'fields'                 => 'all_with_object_id',
          'update_term_meta_cache' => false,
      ] );
      
      // 3 $postcount_by_tag = array{ term_id => postcount }
      $postcount_by_tag = array_count_values( 
          array_column( $term_query->terms, 'term_id' )
      );
      
      // 4 $related_tags = array{ term_id => term object (w/postcount) }
      foreach ( $term_query->terms as $term ) {
          if ( ! isset( $related_tags[$term->term_id] ) ) {
              $term->postcount = $postcount_by_tag[$term->term_id];
              $related_tags[$term->term_id] = $term;
          }
      }
      
      // 5
      usort( $related_tags, function( $a, $b ) {
          if( 0 === $ret = $b->postcount - $a->postcount ) {
              $ret = $b->count - $a->count;
          }
          return $ret;
      } );
      1. $term_id でタグづけされた公開リスト投稿のIDをすべて取得する。 $post_query->posts に投稿IDの配列が入る。あらかじめ何らかの投稿に付けられたタグについて処理が行われるので $term_id の存在チェックや投稿IDが返されないチェックは省略。
      1. 取得した全投稿に付けられたタグをすべて(ただしターゲットタグ自体は除いて)取得する。
        'fields' => 'all_with_object_id' によって、タグ付けされた投稿数だけタグオブジェクトが生成される(例えば、あるタグが5つの投稿にタグ付けされていれば5つのタグオブジェクトが生成される。それぞれのオブジェクトは object_id メンバによって区別される)。$term_query->terms にタグオブジェクトの配列が入る。
      2. タグIDをキー、タグIDの重複回数を値とした配列を作成。重複回数がNのとき、当該タグとそのタグはN個の投稿で共に使われていることを意味する。
      3. ソートするための配列を作成する。タグオブジェクトは重複しているので、タグIDにつき一つだけ利用する。またソートキーとして 重複回数をプロパティに加える。
      4. 重複回数の降順、タグカウントの降順でソートする。

      関連タグをタグクラウドで表現する

      // 1
      array_walk( $related_tags, function( &$term, $key ){
          $term->link = get_term_link( $term, 'post_tag' );
          $term->id   = $term->term_id;
      } );
      
      // 2
      add_filter( 'tag_cloud_sort', function( $tags, $args ) use( $related_tags ){
          return $related_tags;
      }, 10, 2 );
      
      // 3
      $cloud = wp_generate_tag_cloud( current( $related_tags ), [
          'number'    => 0, // all
          'smallest'  => 1, 
          'largest'   => 1.6,
          'unit'      => 'em', 
          'separator' => '',
      ] );
      
      1. タグクラウドを生成するのに必要な情報を追加する。
      2. 並べ替えた順序でタグクラウドを表示するためにフィルターフックにタグ配列を渡す。
      3. タグクラウドを生成する。2で渡す配列と同じ配列を渡すとフィルターフックが機能しない。空配列を渡しても機能しないため、ダミーとして2で渡す配列の先頭の要素だけを渡している。
    • 商標の類似性の判断基準

      まえがき

      『商標を登録しようとする場合、すでに類似した商標が登録されているかを調査すること(類比判断)が必要です。この判断にあ
      たっては、「称呼」「外観」「観念」の3つの要素を総合して検
      討することになります。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて、渡辺 弘司(監修)『図解で早わかり 最新 知的財産権の基本と実務』 (三修社、2022年)より。リストは図表を引用して作成しました。

      呼称・外観・観念という三つ組をニュース記事で見かけました。この三基準が用いられる理由がピンとこなかったので書籍で確認。聞きまちがい・見まちがい・意味まちがいのおそれがあるかどうかだ、という解説に得心。

      • 集団的浅慮に陥らないための対策

        まえがき

        『集団的浅慮の提唱者であるジャニスは、組織がこうした状態に陥らないための対策について、次の6つをあげています。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、亀田 達也(監修)『眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学』 (日本文芸社、2019年)より。

        集団的浅慮を引き起こす兆候」の過信・軽視・遮断にそれぞれ対応させてみると、以下のようになるでしょうか。

        • 過信を防ぐ:1, 6
        • 軽視を防ぐ:3, 4
        • 遮断を防ぐ:2, 5

        この本からの他のリスト

      • 集団的浅慮を引き起こす兆候

        まえがき

        『個人だと正しい判断ができるのに、集団で協議すると間違った判断を下してしまうことがあります。これは「集団的浅慮」(グループシンク)と呼ばれ、アメリカの心理学者ジャニスによって提唱されました。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、亀田 達也(監修)『眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学』 (日本文芸社、2019年)より。

        同書から「集団的浅慮による決定の問題」も引用します。

        1. 他の案を充分に検討しない
        2. 目標を充分に検討しない
        3. 情報収集が乏しくなる
        4. 手元にある情報から都合のよいものだけを取り上げて検討する
        5. 一度却下された代替案は再検討しない
        6. その案が抱えるリスクやコストが充分に検討されない
        7. 非常事態での対応策を考えない

        この本からの他のリスト

        参考文献

        (1) 集団思考 – Wikipedia

      • 素朴なリアリズム

        まえがき

        『人にはある物事への認識について「自分の解釈は真実であり、相手もそれをわかっているはずだ」という思い込みがあります。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、亀田 達也(監修)『眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学』 (日本文芸社、2019年)より。

        Wikipediaによればナイーブ・リアリズムという用語は知覚の哲学と心理学の両方に存在します。このリストは心理学のエントリに挙がっているものと同じです。

        第1項目についてはそこまでの自信は持てないものの、第2・3項目については「それはそうでしょ」「これの何がおかしいの?」と感じてしまいました。

        この本からの他のリスト

        参考文献

        (1) Naïve realism – Wikipedia

        (2) Naïve realism (psychology) – Wikipedia

      • 群集心理の特徴

        まえがき

        『この渋谷で暴れた人たちのように、普段ひとりのときは絶対にやらないようなことでも、それが群衆になると周囲に影響されてやってしまうということがあります。これが「群集心理」です。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、亀田 達也(監修)『眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学』 (日本文芸社、2019年)より。「この渋谷で暴れた人たち」とは、ハロウィンで渋谷に集まった人たちが暴徒化した2018年の騒動を指しています。

        バランスがよさげだったので収集しましたが、引用元が不明。

        この本からの他のリスト