投稿者: koji

  • 「闘う民主主義」の五原則

    まえがき

    『今は「生き残りの経済」から「命の経済」へと移行すべきときだ。今こそ、「放置された民主主義」から「闘う民主主義」へと移行すべきである。(略)「闘う民主主義」が掲げるべき五つの原則は以下の通りだ。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、ジャック・アタリ 『命の経済~パンデミック後、新しい世界が始まる』(プレジデント社、2020年)より。リストは本文を編集して作成しました。

    著者が「命の経済」と命名するのは、「パンデミックとの戦いに勝利するために必要な部門」と「パンデミックによって必要性が明らかになった部門」であり、具体的には次のような例を挙げています。

    「命の経済」の範囲はきわめて広い。健康、疾病予防、衛生、スポーツ、文化、都市インフラ、住宅、食糧、農業、国土保全だけでなく、さらには、民主主義の機能、安全、防衛、ごみ処理、リサイクル、水道配水、再生可能エネルギー、エコロジー、生物多様性の保護、教育、研究、イノベーション、デジタル通信技術、商取引、物流、商品配送、公共交通、情報とメディア、保険、貯蓄と融資などが含まれる。

    この本からの他のリスト

  • COVID-19の感染爆発を許した背景(アタリ)

    まえがき

    『ようするに、すべてが非持続的であり、もはや許容しがたい状態にあると誰もが無意識のうちに感じていたところに、今回のパンデミックが発生したのだ。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、ジャック・アタリ 『命の経済~パンデミック後、新しい世界が始まる』(プレジデント社、2020年)より。リストは本文を編集して作成しました。

    タイトルの「命の経済」については本書から収集したもう一つのリスト『「闘う民主主義」の五原則』のあとがきに少々メモしましています。

    この本からの他のリスト

  • 誠実さが評判メカニズムとして機能する条件

    まえがき

    『(アダム・)スミスによれば、三つの条件が満たされれば誠実は評判メカニズムとして機能する。(略)これらの要素が適度に競争的な市場では見られるとスミスは考えている。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、クリストフ・リュトゲ 『「競争」は社会の役に立つのか:競争の倫理入門』(慶應義塾大学出版会、2020年)より。まえがきの(アダム・)は引用者の追加です。リストは、まえがきの(略)部分の文章を編集して作成しました。

    この部分はアダム・スミスの『道徳感情論』の分析研究(参考文献1)からの引用。

    見方を変えると、こういった条件が満たされない市場環境では、誠実なふるまいが競争上有利に働くとは限らなくなります。するとどうなるか、もう一段落だけ引用。

     ここでの帰結は、個人に誠実であれと教える市場のやり方が弱体化させられる、ということである、とスミスは考える。もし誠実さが市場でもはや価値を与えられないなら、誠実な競争者が競争において不利になり、結果的にビジネスをやめるか支配的な戦略を採用するかの選択に直面することになる。

        参考文献

        (1) Wells, Thomas, and Johan Graafland. “Adam Smith’s bourgeois virtues in competition.” Business Ethics Quarterly 22.2 (2012): 319-350.

      • プログラマーの3つの特徴

        まえがき

        『この新種族について詳しく調べるため、キャノンとペリーは、男性プログラマー1378人を対象に職業評価を行い、彼らの興味関心や情熱がどこにあるのかを調べた。その結果、際立つ特徴が三つ見つかった。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、クライブ・トンプソン 『Coders(コーダーズ) 凄腕ソフトウェア開発者が新しい世界をビルドする』(日経BP、2020年)より。まえがきの「この新種族」とはプログラマーのこと。「キャノンとペリー」とは、​​米国の心理学者のダリス・ペリーとウイリアム・キャノン。「調べた」のは1966年(1)。リストは本文を一部編集して作成しました。

        『こうして、60年代末には、プログラマーとは扱いにくい連中だというイメージが米国管理職に定着する。』

        『付き合いが悪い、内向的、言葉がきつい、指示に従わない――オタッキーなコーダーの評価は、70年代からほとんど変わっていない。』

        • 政体循環論

          まえがき

          政治形態は良い政体(君主制・貴族制・民主制)と悪い政体(独裁制・寡頭制・衆愚制)を循環するという考え。

          リスト

          あとがき

          長沼 伸一郎 『現代経済学の直観的方法』(講談社、2020年)より。本文を編集してリスト化しました。

          Wikipedia(日本語版)によれば政体循環論にはいくつかのバリエーションがあり、本書で紹介されている論に近いのはポリュビオスのアナキュクロシス

          三種類の劣化はいずれも政体の全体意思(短期的願望あるいは欲望の総和)が一般意思(長期的願望あるいは理想の総和)を上回ることによって生じるというのが著者の見立て。

          この本からの他のリスト

        • 資本主義の必要性の3要素

          まえがき

          『過去において国家が積極的に熱心に資本主義を導入せねばならなかったことの背景には、(略)公の価値や国家全体に関わる、単なる個々人の欲望以上の理由があり、またそうだからこそ現代社会は資本主義を手放すことができないのである。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、長沼 伸一郎 『現代経済学の直観的方法』(講談社、2020年)より。リストは本文の要約で、著者が留保的な表現をしている部分を断言的に言い換えるなどしています。

          オリジナリティが高くわかりやすい、よい本でした。本書の特長を象徴するリストでないのが残念。

          この本からの他のリスト

        • 文明崩壊の原因になり得る地球規模の大惨事

          まえがき

          『現代文明が発展と技術的進歩をこれまで連綿と続けてこられたのは、じつは人類史上においては例外的なできごとなのだ。(略)実際、ジョセフ・テインターなどの人類学者は、現代のように複雑さとつながりをきわめるにしたがい、社会は前触れもなく壊滅的な崩壊を起こしやすくなると主張する。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、ルイス・ダートネル 「世界の終わり」より。ジム・アル=カリーリ編集 『サイエンス・ネクスト: 科学者たちの未来予測』(河出書房新社、2018年)第17章所収。リストは本文の要約です。

          原著の出版は2017年。COVID-19の2年前ですが、パンデミックは「起きる可能性がきわめて高い」と指摘しています。そのほか「現代文明崩壊の一番ありそうなシナリオ」として挙げているのが、気候変動。

          • 対話的な学びのための3つのステップ

            まえがき

            『(対話的な学びにおいては)形よりも中味が大切であるが、その中味について筆者は前著で次の三点を指摘した。』

            リスト

            あとがき

            まえがきを含めて、北尾 倫彦 『「深い学び」の科学: 精緻化・メタ認知・主体的な学び』(図書文化社、2020年)より。

            まえがきの「前著」は『授業の創造―「本物の学力」を伸ばす』。同書から『学びを深めるという観点に絞って』その三点の要点を述べるという部分を要約してリスト化しました。

            深い学びや主体的な学びは、「平成29・30年改訂学習指導要領」(文部科学省)で掲げられたスローガンで、本書はその解説書といった趣です。ですのでここでの「対話」は、文脈としては子供たちによる授業の中での対話を指しています。

            引用元では「対話のための3つのステップ」という項で紹介されていましたが、タイトルにはその文脈がわかるように「的な学び」を入れました。

            社会人教育でも、テキスト、自己、他者との対話という流れは援用できそうなので収集しました。

              • オフサイトミーティングのルール

                まえがき

                『オフサイトミーティングでは(略)これらのルールによって、通常の会議とは違う、ということを認識します。』

                リスト

                あとがき

                まえがきを含めて、スコラ・コンサルト 対話普及チーム 若山修・刀祢館ひろみ『仕事の価値を高める会議 オフサイトミーティング』(同文舘出版、2020年)より。

                参加態度/聴く/話す、くらいにカテゴライズすると参加しながら思い出せるかも。

                この本からの他のリスト

              • オフサイトミーティングの5つの工夫

                まえがき

                『オフサイトミーティングをさらにイメージしやすくするため、私たちが従来型の会議とは違った雰囲気をつくり出すためによく使っている5つの工夫をご紹介します。』

                リスト

                あとがき

                まえがきを含めて、スコラ・コンサルト 対話普及チーム 若山修・刀祢館ひろみ『仕事の価値を高める会議 オフサイトミーティング』(同文舘出版、2020年)より。リストは本文の要約です。

                「オフサイト」とは「業務の現場から切り離された状況」という意味合い。オフサイト=オフラインというわけでは必ずしもなく、オンラインのオフサイトミーティングもあり。

                この本からの他のリスト