投稿者: koji

  • 倫理の基本的原理(テグマーク)

    まえがき

    『未来に実現してほしいと誰もが願う最小限の倫理的原理とはどのようなものになるだろうか?(略)そのほとんどは次の4つの原理にまとめられると思う。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、マックス・テグマーク 『LIFE3.0──人工知能時代に人間であるということ』(紀伊國屋書店、2019年)より。

    人類には『存続と繁栄を促すという共通の目標』があるため、倫理的原理にも自ずと共通項が生じるとしています。

    多様性があるのが意外というか面白い。『我々が多様性を望む理由のひとつは、人類を打たれ強くすることで存続と繁栄に役立つからかもしれない。』

    この本からの他のリスト

  • バカなことをしでかした時に味わう3つの感情

    まえがき

    『ヒューストン大学のブレネー・ブラウン教授は、(略)わたしたちが「バカなこと」をしでかした時に味わう三つの感情(略)の違いを説明している。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、ジャン=フランソワ・マルミオン編集 『「バカ」の研究』(亜紀書房、2020年)より。本書に収録されたステイシー・キャラハンのコラム「恥ずかしさを超えて」からの編集・引用です。

    キャラハン氏はブラウン教授の著書『本当の勇気は「弱さ」を認めること』からこのリスト部分を引用しています。

    • タイトル「バカ」の研究
    • 著者: ダニエル・カーネマン(著)、ダン・アリエリー(著)、アントニオ・ダマシオ(著)、ライアン・ホリデイ(著)、ジャン゠クロード・カリエール(著)、アリソン・ゴプニック(著)、トビ・ナタン(著)、セルジュ・シコッティ(著)、イヴ゠アレクサンドル・タルマン(著)、ブリジット・アクセルラッド(著)、アーロン・ジェームズ(著)、エヴァ・ドロツダ゠サンコウスカ(著)、ニコラ・ゴーヴリ(著)、パトリック・モロー(著)、ジャン・コトロー(著)、フランソワ・ジョスト(著)、ハワード・ガードナー(著)、セバスチャン・ディエゲス(著)、クローディ・ベール(著)、ローラン・ベーグ(著)、デルフィーヌ・ウディエット(著)、ステイシー・キャラハン(著)、ジャン=フランソワ・マルミオン(編集)、田中 裕子(翻訳)
    • 出版社: 亜紀書房
    • 出版日: 2020-06-25

    この本からの他のリスト

    この本からの他のリスト

  • 人生に必要な3つの美徳(ガードナー)

    まえがき

    『教育の主な目的は、読み書きを教えることのほかに、人生において必要とされる三つの美徳を学問の一環として教えることにある』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、ジャン=フランソワ・マルミオン編集 『「バカ」の研究』(亜紀書房、2020年)より。本書は編集者による短いインタビュー集で、まえがきとリストはハワード・ガードナー「インターネットのせいで人間はバカになる?」からの引用です。

    このリストはガードナーによる1999年の著書『鍛えられた心』〔未邦訳〕からの引用とのこと。

    • タイトル「バカ」の研究
    • 著者: ダニエル・カーネマン(著)、ダン・アリエリー(著)、アントニオ・ダマシオ(著)、ライアン・ホリデイ(著)、ジャン゠クロード・カリエール(著)、アリソン・ゴプニック(著)、トビ・ナタン(著)、セルジュ・シコッティ(著)、イヴ゠アレクサンドル・タルマン(著)、ブリジット・アクセルラッド(著)、アーロン・ジェームズ(著)、エヴァ・ドロツダ゠サンコウスカ(著)、ニコラ・ゴーヴリ(著)、パトリック・モロー(著)、ジャン・コトロー(著)、フランソワ・ジョスト(著)、ハワード・ガードナー(著)、セバスチャン・ディエゲス(著)、クローディ・ベール(著)、ローラン・ベーグ(著)、デルフィーヌ・ウディエット(著)、ステイシー・キャラハン(著)、ジャン=フランソワ・マルミオン(編集)、田中 裕子(翻訳)
    • 出版社: 亜紀書房
    • 出版日: 2020-06-25

    この本からの他のリスト

    • アイディアを創出する「3つの部屋」(ディズニー)

      まえがき

      『人材開発の専門家であるキース・トリッキーの論文には、ディズニーが映画制作のアイデアを育て、それらを厳しく評価するために、3つの部屋を段階的に使っていたことが書かれています。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて、スコット・ベルスキ『アイデアの99% ―― 「1%のひらめき」を形にする3つの力』(英治出版、2011年)より。リストは本文を編集して作成しました。

      着想、整理、批評、という感じでしょうか。創造というと、第一の部屋でやることを指すように思いがちですが、批評の重要性を述べる部分でこれが紹介されていました。

      「キース・トリッキーの論文」は Google Scholar では検索できませんでしたが “The Walt Disney Creativity strategy” という、それらしい文章がいくつか見つかりました()。この文章には ”Dreamer, Realist, Critic” という役割分担も登場します。明示されていませんが、第1の部屋は Dreamer の部屋、第2の部屋は Realist の部屋、第3の部屋は Critic の部屋と呼んでもよさそうです。

        参考文献

      • 困難な状況を突破するSATE

        まえがき

        『本書では、大きな問題を目の前にして行き詰まった時に思い出してほしいという思いを込めて、シンプルに4つのスキルにまとめています。 「困った時にはSATE(さて?)」と覚えてください。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、苅野 進『仕事の不安・悩みがなくなるロジカルシンキング』(あさ出版、2019年)より。

        Share, Try, Error あたりに実践性を感じます。

        • 批判をする前に自問すべき3つの問い

          まえがき

          『不用意に残酷なことを言わないため、口を開く前に次の三つの問いを自らに問うことである。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、ジョーゼフ・テルシュキン『言葉で癒す人になる――ユダヤの知恵に学ぶ 言葉の賢い使い方』(ミルトス、2019年)より。

          批判の目的、内容、そして態度についてのセルフチェック。

          • 生命の3つの段階

            まえがき

            『生命が自らをデザインする能力に応じて、生命の進化は以下の3つの段階に分けることができる。』

            リスト

            あとがき

            マックス・テグマーク 『LIFE3.0──人工知能時代に人間であるということ』(紀伊國屋書店、2019年)より。前書きと各リスト項目の前半は本文から、後半の()内の文章は帯からの引用です。

            大まかに、ハードウェア=肉体、ソフトウェア=技能と読み替えれば理解しやすいかも。

            この本からの他のリスト

          • マーケティングで大切な3つの約束

            まえがき

            『すぐ使えるマーケティングの3つの約束のテンプレートを紹介しよう。』

            リスト

            あとがき

            まえがきを含めて、セス・ゴーディン『THIS IS MARKETING ディスイズマーケティング 市場を動かす』(あさ出版、2020)より。

            「私のプロダクトを使う人」と「私の顧客」との違いがよくわからず、原文を確認してみました。

            • My product is for people who believe _____.
            • I will focus on people who want _____.
            • I promise that engaging with what I make will help you get _____.

            意味合い的には、前二者の people がターゲット(価値を届けたい人々)、最後が顧客(実際にプロダクトを使ってくれる人)という感じです。それを踏まえて私訳も作ってみました。

            • 私のプロダクトは[     ]を信じている人々のためのものだ。
            • 私は[     ]を望む人々に焦点を当てる。
            • 私は、私のプロダクトによって顧客が[     ]できるようになると約束する。
            • インクルーシブセラピーの3つの基礎的方法

              まえがき

              『このインクルーシブなアプローチを提案するにあたって、私が強調することは、たとえ物事を変化させようと可能性に踏み込む時でも、私たちは痛みや苦しみ、問題、そして不公平に直面しなければならない、ということです。このように複雑なことに直面するのに最もよいスタンスは、問題を承認すること、そして同時に変化への可能性を認めることなのです。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて、ビル・オハンロン『インクルーシブセラピー―敬意に満ちた態度でクライエントの抵抗を解消する26の方法』(二瓶社、2007年)より。リストは本文を編集して作成しました。カッコ内は用例です。まえがきは、インクルーシブセラピーのもっともよい説明と思われる段落の引用です(明確な定義がなかったので)。

              困った状況を打開する、解決志向型の質問例」というリストを収集したときにこの著者の名前を覚えていたので読んでみました。解決志向をセラピーに適用することの限界を感じた著者が開発したのがこのセラピーとのこと。

              • 近代科学の三大原則

                まえがき

                「中村氏は、『臨床の知とは何か』の中で、近代科学の三大原則である、普遍性、論理性、客観性を以下のように説明しています。」

                リスト

                あとがき

                まえがきを含めて、諏訪 正樹ほか『「間合い」とは何か: 二人称的身体論』(春秋社、2020年)より。リストはまえがきにあるように、中村 雄二郎『臨床の知とは何か』(岩波書店、1992年)からの引用部分の孫引きです。引用文をすこし編集してリスト化しました。

                似て非なる概念が平易な言葉でかき分けられていて魅力的。

                ちなみに中村氏が著書で述べているのは、『近代科学は、この三大原則が厳密で世界を見る視点を強く制限するがゆえに、現実世界の重要な側面を捉えて損ねている』という考察。

                  • タイトル臨床の知とは何か
                  • 著者: 中村 雄二郎(著)
                  • 出版社: 岩波書店
                  • 出版日: 1992-01-21

                  この本からの他のリスト