まえがき
『DBT(弁証法的行動療法)では、感情の波を小さくし、それらの感情に圧倒されてしまうときにバランスを保つのに役立ちうる、4つのきわめて重要なスキルを学んでいきます。』
リスト
- 【感情調節スキル】 自分の感情と上手につきあうスキル
- 【対人関係スキル】 対人関係をより効果的に持てるようになるためのスキル
- 【苦悩耐性スキル】 感情的につらくてどうしようもない状態のときに、問題をこれ以上こじらせないようにその状態に耐え、他のスキルをうまく使って状況を改善する機会を待つためのスキル
- 【マインドフルネス・スキル】 自分自身のことや、自分の経験について価値判断したり、比較したり、批判したりせず、今、このときにおける自分の志向、感情、身体的感覚、および行動をありのままにとらえる能力
あとがき
まえがきを含めて『弁証法的行動療法 実践トレーニングブック‐自分の感情とよりうまくつきあってゆくために』より。訳者によるまえがき(本書をお読みになる方へ)によれば、DBTは感情調節機能不全(自分の感情の調節がうまくできずに困った状態になってしまうこと)の人たちのための治療法として開発されたとのこと。でも、誰にでも役立つトレーニング体系のように思えます。
- タイトル: 弁証法的行動療法 実践トレーニングブック‐自分の感情とよりうまくつきあってゆくために‐
- 著者: Matthew McKay(著)、マシュー・マッケイ(著)、Jeffrey C.Wood(著)、ジェフリー・C・ウッド(著)、Jeffrey Brantley(著)、ジェフリー・ブラントリー(著)、遊佐 安一郎(翻訳)、荒井 まゆみ(翻訳)
- 出版社: 星和書店
- 出版日: 2011-06-24