投稿者: koji

  • 未来の人生のパートナーと共有できるかどうかをチェックすべき価値観のリスト

    まえがき

    『長期にわたる関係を無理なく維持するためには、お互いの主な価値観を気持ちよく受け止められなくてはなりません。
     以下にあげるのは、長期間のパートナーとして考えている相手と共有できるかもしれない、あるいは共有できないかもしれない価値観です。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて『思いやりの人間関係スキル―一人でできるトレーニング』より。一生に何回も使わないような、そして自分はたぶんもう使わないリストだけれど、誰かの役に立ちそうな気がします。

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  • 協力して争いを管理するための枠組み(CUDSA)

    まえがき

    『争いは、親密な関係では避けることのできないものだ。争い自体は、親密な関係を促進することもあるし、ダメにすることもある。大事なことは、できるだけ効率よく争いを防ぎ、管理するスキルを身につけることだ。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて『思いやりの人間関係スキル―一人でできるトレーニング』より。リスト項目の内容は、本文の見出しにp355の表11-1の「課題」行の内容を織り込んでいます。

    骨格は問題解決のプロセスなのですが、紛争のマネジメントに最適化されています。引用元では15ページにわたり、各段階でどういうスキルを使うべきかが具体的に解説されています。

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  • 交絡要因の定義

    まえがき

    事象A(見かけ上の原因)と事象B(見かけ上の結果)の関係に別ルートの因果関係(バック・ドア経路)をもたらす要因を交絡要因といいます。さて、ある要因がAとBの交絡要因であるといえる条件とは。

    リスト

    あとがき

    『医学と仮説――原因と結果の科学を考える』より編集・引用。交絡因子とも。

    よく見かける例はこんな感じ。

    • 事象A(見かけ上の原因):飲酒の習慣
    • 事象B(見かけ上の結果):発がん

    ここで、(1) 喫煙習慣は発がんの確率を上げる要因で、(2) お酒をよく飲む人は煙草をよく吸うという関連があり、(3) 飲酒→喫煙→発がん という因果連鎖ではない とき、喫煙の習慣は交絡要因です。

    • 感情を意志決定に活かすための、経験データベースの育て方

      まえがき

      『失敗したら大いに落胆する。成功したら大いに喜ぶ。経験は感情によってわれわれのデータベースに刻まれ、同時にダマシオの言う「ことの善し悪し」の基準を育てていくように思います。』

      リスト

      あとがき

      直感に理由づけをしようとすると……』(大事なことの決め方・選び方)より。まえがきは『意志決定を振り返るときには「感情」もメモしておく』(同)より。

      3と4の間に実際の選択があります。

      以下の考察を経てできたリストです。
      ・『意志決定を振り返るときには「感情」もメモしておく
      ・『「それ」を感じた瞬間に書きとめておく
      ・『直感に理由づけをしようとすると……

    • より良い仮説/理論の三つの基準

      まえがき

      『科学は、ちょっとでも良い仮説や理論を求めていくことにより進歩していく。
      そこで使われる、より良い仮説/理論の基準は、おおよそ次の三つにまとめられる。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて『「科学的思考」のレッスン―学校で教えてくれないサイエンス』より。面白い本でした。

      リストだけ抜き書きしてしまうと、すこし分かりづらいかもしれません。自分が覚えやすいように、思い切って刈り込んだバージョンをこしらえました。順番は2→3→1と並べ替えています。

      【より良い仮説/理論の基準(簡易版)】
      1. よりシンプルであること。
      2. より多くの、既知のことがらを説明できること。
      3. より多くの、未知のことがらを予測できること。

      • 感情的知能を高める10の方法

        まえがき

        いわゆる”EQ”を高めるために、常日頃からできること。

        リスト

        あとがき

        10 Ways to Enhance Your Emotional Intelligence“(Psychology Today)より。意訳・加筆しながらの引用です。訳語として「感情」と「気持ち」の両方を文脈に応じて使いわけていますが、原文ではfeelingsが使われています。

        Emotional Intelligence Theoryの提唱者たちの主張に沿った内容です。やや並び順が分かりづらくダブり感がありますが、実践的でいいリストに思えます。6(自分が何を感じているように見えたか、他人に聞いてみる)などは、どうやって実践していけばいいかな。

        著者によると、自著”The Emotional Revolution”からの引用とのことでした。

        • 発達障害のある幼児の特徴

          まえがき

          『発達障害がある場合に、目立って見られるいくつかの特徴があります。たとえば、幼児期では次のようなものなどです。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて『こんなとき、どうする?発達障害のある子への支援 幼稚園・保育園』より。

          最後の3つくらいは好ましい行動のようですが、Spectrumの端っこのほうの話なのでしょうね。

          • 先生がファシリテーターになるための「かかわりスキル10ヵ条」

            まえがき

            『これまでのボクの経験と実践を踏まえて、いま現在、ボクが大切にしていることを、10ヵ条にまとめてみました。』

            リスト

            あとがき

            まえがきを含めて『クラスづくりの極意―ぼくら、先生なしでも大丈夫だよ』より。リストは、漢数字をいくつかアラビア数字に変更のうえ引用しました。

            著者は公立小学校の先生。自らの試行錯誤の過程を具体的に書かれておられ、アクティビティなども数多く紹介されています。

            • がんについて知っておくべき9つのこと

              まえがき

              『日本人が、がんについて知るべき事柄はそうそう多いわけではありません。この冊子に書いてあることで十分です。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて、ブログエントリ「そもそもがんとは何か──番外篇(その5)」(team nakagawa)より。まえがきの「この冊子」が何を指すのか、エントリには書いてなかったので、引用元を探してみました。どうやらteam nakagawaのリーダーたる中川 恵一先生の書籍『がんのひみつ がんも、そんなに、わるくない』のようです。まだ入手できていないので、ブログエントリからそのまま引用させていただきました。
              (2012/2/12追記:書籍を読みました。書籍では12項目挙げられていました。項目の統合・削除・修正があってブログでは9つになっています。見比べてみると、ブログのリストのほうが分かりやすくなっていると思いましたので、引き続きブログから引用します)

              東日本大震災にともなって起きた原発事故の影響を、医学的知識に基づいて伝える目的で立ち上がったブログ&Twitterですが、この5回の番外編も読み応えがありました。

              • タイトルがんのひみつ
              • 著者: 中川恵一(著)
              • 出版社: 朝日出版社
              • 出版日: 2008-01-10
              • 学びの70/20/10モデル

                まえがき

                『トレーニングなど、人々に学ぶ環境を与える方法はいくらでもある。しかし、人々は誰かの助けがなくても学ぶことができる。』

                リスト

                あとがき

                まえがきは『「ソーシャルラーニング」入門 ソーシャルメディアがもたらす人と組織の知識革命』より。ときどき目にするリストなので、この本で見かけたのを機に収集。

                リストは、この本の引用ではありません。プリンストン大学内のサイトの”Learning Philosophy“というページから訳しました。原文はこんな感じ。

                • 70% from real life and on-the-job experiences, tasks and problem solving. This is the most important aspect of any learning and development plan.
                • 20% from feedback and from observing and working with role models.
                • 10% from formal training.

                オリジナルの研究に関する情報は、たとえばWikipedia(en)にも載っています。

                • タイトル「ソーシャルラーニング」入門
                • 著者: トニー・ビンガム(著)、マーシャ・コナー(著)、ダニエル・ピンク(序文)(その他)、松村太郎・監訳(翻訳)、山脇智志(翻訳)
                • 出版社: 日経BP
                • 出版日: 2012-01-06

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